アジア探偵団 (ミャンマー)

東南アジア全般のIT情報を追っかけています。(主にミャンマー)

2012年08月


中国最大の検索エンジンBaiduは本日アンドロイドベースの携帯をリリースし、まだ独自モバイルOSを推進していくようです。中国の製造メーカーTCLにより製造されTCL S710という平凡な名前がついています、TCLはおそらくTVの製造で知られていると思います。平凡な名前ですが、アンドロイド 4.0ベースに更新されたBaidu OSを搭載している点が注目されています。CPUは名前は不明な1GHzのデュアルコアを採用しています。

Baiduの代表はモバイルOSの名称「Baidu Yi」はやめたと話してくれました – 実際は5月にリリースした安価な一つ前の端末は「Baidu クラウド」と呼ばれていました。おそらくそのほうがよいと思います、「Yi」ではあいまいでクラウドの方が、プリインストールされているアプリとも相性がよく理解しやすいでしょう。

TCL S710はBaiduの3台目の携帯です。1台目はDellの製造で昨年の12月にリリースされました。
Baiduはハードウェア自体にはコメントしません。 他のスペックとしては4.3インチの画面と8メガピクセルのカメラとなります。WCDMA対応の携帯なので中国聯通の3Gネットワークでしか使えません。

まだ価格は明らかになっていませんが、ミドルレンジのスペックなので2000人民元を下回ると思われます。この端末の競合となると思われる人気のXiaomiの携帯は2台目が10月に発売され、クアッドコアを採用していますがたった1999人民元(315ドル)で購入できます。


フォーブスによって「世界でもっともプレイされたPCゲーム」と認められた最新のゲームが人気の賞も取っていて無料で遊べる複数プレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)、リーグオブレジェンドが正式にタイでプレイできるようになりました。シンガポールに本拠を置くゲーム会社Garenaがタイのゲーム会社Playinterと2012年の3月早くに提携して完全ローカライズを行ったタイ向けクライアントを開発し、タイ専用のサーバー、タイ語と英語に対応したヘルプデスクを用意しました。

Playinterも最近の数カ月でタイバージョンの積極的な宣伝、オンラインマーケティングキャンペーンと成長しているFacebookのプレイヤーコミュニティー設置を行いました。Riot Gamesもタイでのゲーム立ち上げに人気のLee Sinの特別な「ムエタイ」スキンを作成し手厚いサポートを行いました。

MOBAの戦いとは

Playinterのプロジェクトマネージャー、Cholnara Niwatwongはリーグオブレジェンドをタイに導入するのは簡単ではなかったと認めています、特に競合のHeroes of Newerthをホスティングしているため。 Cholnaraは以下のように述べています:

HoNはとても有名でタイでトップのゲームになって来ました。両方共MOBAゲームのため一つの会社のポリシーで2つの競合するゲームを運営するのは難しい。

言うまでもないですが、リーグオブレジェンドは人気上昇中です。

そのため2つの重要な要素があります。まず第1はすでに北米サーバーでプレイしているファンが多くいること。第2はゲームのデザインとキャラクターが他のMOBAゲームよりも詳細でカラフルになっています、すべてのユーザーにアピールするためです。

ゲームをタイに持ち帰る

これまで、ほとんどのタイのリーグオブレジェンドプレイヤーは北米サーバーを使っているため接続速度が遅い、サーバーが落ちている、英語の壁、ゲーム内購入のためにクレジットカードが必要などの障害がありました。最近開設されたタイバージョンのベータステージは無料で北米サーバーにあるアカウントを移動できるようになっています。

アカウントをあるサーバーから他へ移すのは本当に問題です。Riot Gamesは突発的な事態で失敗しないようにするために詳細なデータが必要でした。タイのプレイヤーはしばしば誤ったデータを送信します、なぜならば作成したアカウントを2年間そのままにしていたりするからです。しかし、プレイヤーはヘルプデスクに連絡してアカウントを修正できます。

プレイヤーにパーティを

正式リリースは7月15日でした、タイのリーグオブレジェンドサーバーはいろいろなゲーム内アイテムやチャンピオンの割引を行っています。先週末にバンコクのクィーンシリキットコンベンションセンターでオープニングイベントが行われ、タイのリーグオブレジェンドファンが招待されました。

このイベントは調度良いタイミングで行われました。今までプレイしたことがないユーザーはブースでチャンピオンのスターターキットを受け取れ、特製のスキンとレベルアップが加速できます。

最後にCholnaraは以下のように語りました:

我々はこのゲームを通してタイのe-スポーツを開発する計画があります、なぜならばリーグオブレジェンドはすでにコンテストをサポートする多くの機能を備えているからです。我々はこのようなコンテストをできる限りサポートしていきたい。

しかし、タイのリーグオブレジェンドのユーザー数は会社からは公表されていません。Cholnaraは10万ユーザーを超えていることは認めました。


インドネシアの通信事業者Indosatがプロモーションのボーナスプログラムを10月24日まで拡大しました、“Program 3 hari 3 malam lanjuut”、‘3日3晩継続’という意味です。このプログラムではクレジットを追加した契約者に音声、SMSとインターネットサービスのボーナスを提供するというものです。

追加して、Detikは昨日にIndosatの宣伝担当者のErik Meijerが提供した通信会社の状況を引用しています:

Indosatの20%がスマートフォンのユーザーで、残りの80%がガラケーとなります。このデータはAndy Zainのガラケーの市場シェアのデータを補強してくれます。


Indosatは全体で5090万のユーザーを抱えていて、25%がボーナスプログラムを利用しています。

Indosatは約20億分の音声通信、10億通のSMSと約3300万Mbpsのインターネットサービスをボーナスプログラムで提供しています。


ラマダン月にボーナスプログラムを提供したことにより10%のクレジット追加が増加しました。

昨年のレバランの祭日と比較すると、Indosatは3つのサービス全てで増加を記録しました、データが60%と音声とSMSは25%でした。


現在、起業支援のChinacceleratorにいるアメリカの起業家Michael Micheliniが新しいサービス、それはブランドがSina Weiboでよりよいソーシャルマーケティングができるように手助けをする - の共同創立者になりました。 WeiboAgentと呼ばれ、SaaSを利用してソーシャルメディアの分析に基づいてアドバイスをしてくれるツールです。Michaelは目標が「ブランドが中国人消費者が何を望み、何を望んでいないかを理解してもらうこと」と述べました。

そしてWeiboAgentには実際に人のアドバイザーもいます、Weiboに投稿するだけではありません。まだ現在はクローズドベータの状態ですが、MichaelはChunacceleratorの最終デモを行う10月31日より前にWeiboAgentが完成し走り始めマネタイズもできると考えています。

WeiboAgentはどのようにして思いついたのか?

私は何年もここ深センでコンサルティング - e-コマース、SEO、ソーシャメディア - を中国から西洋に進出する会社と西洋の会社が中国に進出する場合の両方に対して行ってきました。現在、中国のソーシャメディアに対する助言を求められているので、人々をより良く理解し結果を残すための中国ソーシャメディア向けのツールが生まれたと語っています。
我々は際立ったプレゼンを行い、非常に多くの前向きな意見を得られた - 見込み顧客、アドバイザー、投資家、起業支援家がすべて我々に接触してくれ未来にとても興奮したと語りました。

サービスの基本的な考え方は何ですか?

我々はピッチを何回も修正し練習を重ねました。ここに私達の10秒ピッチがあります。: “ロンドンオリンピックの間は中国のWeiboへの投稿数は2倍になりました。中国のソーシャメディアはビジネスとして無視することはできません。”

Weibo Agentは中国ソーシャメディアの分析とSaaSによるアドバイスを使って中国の消費者が何を望み、何を望んでいないかを理解するためにツールです。ログインして状態を確認してください、アカウントを分析した人間のアドバイザーからの助言を受け取ってください、中国のソーシャルメディアでの存在感を確認してください。
我々はHootsuiteやTweetdeckのようなクライアントより分析的でアドバイスできるツールをしたいと考えています。我々はただ単に簡単に投稿できる方法をみつけるのではなく彼らの中国のソーシャメディアを改良し理解したいという大きな需要があると信じています。我々のリーンスタートアップはこれを試しています。

起業支援後の計画は?

デモが終わったあとの計画は今と同じです、すばらしい製品を提供し我々の顧客に向き合っていきます。次のラウンドに進む必要がある場合は、そうします。このプログラムは10月31日の北京でのデモで終了します、そこで投資家に起業家に会わせるわけです。そしてクローズドベータは順調でそれまでにマネタイズも完了しているでしょう。

どのようにマネタイズするか?

我々は価格構造について学んでいる、そして我々のアドバイスとアウトソーシングモデルでは4半期ごとの適していると考えています。ある顧客は毎月アドバイスを求めていて、他の顧客は仕組みにより入り込みたいといっています。我々はまだ起業支援でこれを開発中です、しかしいま一番有望なのは4半期ごとに課金です。


戦いは継続していました、昨夜BaiduがQihoo 360の検索エンジンからの各製品ウェブページが検索された場合にBaiduのホームページに転送するようにしました。数時間前にこれに対して360 Searchはページのトップにあるナビゲーションバーの4つのリンクをBaiduからQihooに変更しました。Qihooは検索については新入りなので 正式に提携してBaiduのサービスを利用していましたが、言うまでもないですがQihooとBaiduの協力関係は終わりバトルがエスカレートしています。

昨夜までは確実に360 SearchのトップバーからBaiduの機能に導かれていました。

NewsはNews.so.360.cnへ
MP3はMp3.sogou.comへ
MapsはGoogle Mapへ
回答サービスはqihoo.com/wendaへ

そしていまBaiduはQihoo 360から完全に無視されています。360 Searchの通常検索ではBaiduの製品を検索した場合まだその製品に転送されます。もし、Qihooが独自のMP3音楽ポータルを立ち上げ(それほど難しくありません)、独自の地図サービスを用意(こちらは音楽よりは難しいです。)できれば検索の競合サービスに依存しなくても良くなります。

この検索戦争はもっと血なまぐさくなって続くでしょう。

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