2013年3QのFacebookの最新の数字は売上げが20億2000万ドルとアナリスト予測の19億1000万ドルを上回りました。
アジアの3Qの売上げは2億7800万ドルと昨年同時期の1億5400万ドルから増加しました。
アジアにおけるFacebookの月間アクティブユーザー数は3億5100万となっています。1年前の2億7700万から増えています。
Facebookのアクティブユーザーあたりの売上げ平均は増加していますが、アメリカとカナダが1億9900万のアクティブユーザーで9億6200万ドルを稼ぎ出しているのに比べるとまだまだ少ないです。
Facebookの報告ではインドやトルコのような新興国市場では世界平均よりもスパムやなりすまし、アカウントの2重登録などが多いとしています。アカウントの2重登録は全世界のアクティブユーザーの0.8から2.1%の間となっていて、スパムは0.4から1.2%の間でした。
2013年10月
Lineがタイでのテレビコマーシャルを開始
昨日、人気のチャットプラットフォームLineはタイ市場向けに最初のテレビコマーシャルを開始しました。
Lineによるとテレビコマーシャルには3つのエピソードがあり、それはLineを愛するタイユーザーの現実の話に基づいています。この3つのエピソードは9月に開催されたLineストーリーコンテストで8,000以上のLineユーザーがLineにより、どのように生活が豊かになったかという自分の経験を応募してきたものから選ばれました。
LineのジェネラルマネージャであるLee Jin Wooは以下のようにのべています。
私たちはタイのLine愛用者の実際の物語に基づいたコマーシャルをお送りできるのをうれしくし思います。Lineがタイの人々のコミュニケーションで重要な役割を果たしていることがわかる多くの事例を知ることができました。タイはLineにとって最も重要な地域の一つであり、私たちはタイのユーザーの期待を超えるような最も楽しく魅力的なモバイル体験を提供できるように機能やサービスを進化し続けます。
最初に流れるコマーシャルのタイトルは「Lineを使えば使うほどあなたは最愛の人と近づけます」で10月31日に放送されます。他の2つのコマーシャルは年末まで流れます。
Lineはまた最近タイのユーザーのために開発されたタイ向けのスタンプセットをリリースしました、「サワディータイ」です。
Lineは同じような広告キャンペーンをインド、ベトナム、フィリピン、台湾、シンガポールで行なっています。日本ではムーン、コニー、ブラウンをキャラクターにしたアニメ番組もあります。
Lineは現在2億8000万以上の登録ユーザーがいて、そのうち1800万はタイのユーザーとなっています。アクティブユーザー数は明らかになっていません。
追記:YouTubeにCMがアップされていました。
Baiduの3Qは増収減益
Baiduは、今朝2013年3Qの収益を発表しました。売上高は好調に推移した一方、同社がモバイル開発にリソースを注ぎ続けているために利益は縮小しました。
同社は88億9200万人民元(約14.53億ドル)を売上げ、前年比42.3%増加しました。営業利益は33億3800万人民元(約5.454億ドル)となり、前年比1.2%増となりました。
収入と利益の間のギャップは何でしょうか?それはBaiduがデスクトップサービスからモバイルへの移行を行おうとして最近は盛んに投資を行なってきました。この四半期の投資で最も顕著な例は 20億ドルで91 Wirelessと中国の主要なアプリケーションストアであるLight App(アプリケーションをインストールすることなく実行することができる)を買収し、グループ購入サービスであるNuomiの株式を1億6000万ドル分購入しました。
Baiduの最高財務責任者であるJennifer Liによると、このような多額の投資の傾向は近い将来も続くということでした。
投資上の我々の焦点は継続し、現在特にモバイルユーザの獲得や収益化において実質的にリターンを得ています。次の四半期でもこの急速に発展するモバイル市場で良いポジションを得るために積極的に投資していきます。
Baiduは大規模な中国のハイテク企業の一つであり、同社の主力製品以外でモバイルに多額の投資をしています。TencentはチャットアプリWeChatてモバイル市場に足場を確保し、AlibabaはSima Weiboへの5億8600万ドルの投資でスマートフォンへの足がかりを得ました。
Baiduは探索分野では常にトップを維持していて、Qihooとの競争でわずかに低下しましたが今年の9月には市場の66%を占めていました。
インドネシアのタブレットユーザーはゴシップよりニュースを好む
ヤフーとグローバルメディアネットワークのマインドシェアはインドネシアのスマートフォンユーザーやタブレットユーザーの行動に関する調査結果を発表しました。その結果明らかになったインドネシアのユーザー行動と企業のモバイル戦略が一致するかどうかはチェックしたほうがよいでしょう。
調査では今年末までにインドネシアでは4130万のスマートフォンおよび600万のタブレットユーザーが存在すると言うeMarketer社のレポートを引用していて、2017年には1億370万のスマートフォンおよび1620万のタブレットユーザーになるとしています。
この調査はジャカルタ、スラバヤそしてメダンのスマートフォンユーザー604人とタブレットユーザー114人に行いました。面白いと思う結果は以下のとおりです。
セレブやゴシップの話題はタブレットで人気なし
セレブやゴシップの話題はスマートフォンユーザーが5番目によく見るニュースのジャンルですが、タブレットユーザーは代わりにユニークなストーリーやローカルニュースを好むようです。セレブやゴシップの話題はトップ5に入っていません。
しかし、昨年のヤフーとTNSネットインデックスの調査ではセレブや芸能ニュースがインドネシアのインターネットユーザーが最もアクセスするコンテンツでした。おそらくガラケーユーザーも含めると今年も1位だったのでしょう。
タブレットは夜に最も利用される
ほとんどの消費者は自宅でインターネットにアクセスするためにスマートフォンやタブレットを使用しています。オンラインで行う最大の行動はソーシャルネットワーキング(38%)で次がチャット(28%)、ゲームをする(19%)、音楽を聴く(21%)、コンテンツを読む(17%)の順です。インドネシア人は確かにソーシャルでおしゃべり好きなので驚きません。
人々は一日を通して平均的にスマートフォンを使用していますが、タブレットでは特に午後8時から午後11時との間に利用が急増します。調査ではまた自宅でタブレットを使用している場合にインドネシア人はPCやテレビにはあまり時間を費やさないことがわかりました。まだインドネシアの総広告市場の6%しか占めていないモバイル広告ですが、この変化に注意を払うことをお勧めします。
調査ではまたインドネシアで最も検索で人気の製品が明らかになりました、ファッションアイテム(回答者の60%が検索)、電子機器(58%)、食品や飲料(38%)、ボディケア製品(36%)の順となります。これらの回答者は製品の情報を検索し、価格を比較したりレビューを検索し、ソーシャルネットワークを介して情報を見つけていました。
Baiduの金融サービスは10億人民元を集める
BaiduはBaidu金融センターの立ち上げ初日に5時間未満で最大許容投資額に到達したと発表しました。 12万人以上のユーザーが検索の巨大企業に貯蓄をして総額10億人民元(1億6430万ドル)となりました。
Baiduは今日発売したポートフォリオは銀行預金や債券だけで構成されていて - 株は含みません - 年率8%を目指しています。投資は1人民元(0.16ドル)から可能です。
金融サービスではそのグーグルのような広告モデルから離れたBaiduのシフトの一部です。
TencentとAlibabaも同様の製品と個人金融市場に参入しています。これらの企業のオンラインの専門知識、ビッグネームの評判、ビッグデータへのアクセスおよびサービスの幅広さがこれらの金融サービスが人気を集める背景でしょう。彼らはすべての金融サービス、投資信託、ローン、保険を提供するための様々なライセンスを手にしようとしています。
AlibabaのペイパルクローンサービスAlipayによって提供される投資サービスであるYu'E Baoの運用資産は557億人民元(92億ドル)で1300万人の顧客を持つ中国最大のマネーマーケットファンドとなっています。
市場はこれらのハイテク巨大企業の参入までは中国の金融セクターは国営企業のほぼ独占状態でした。
思ったこと:ライセンスはいらないのかな?