アジア探偵団 (ミャンマー)

東南アジア全般のIT情報を追っかけています。(主にミャンマー)

2016年02月



MPTは夜間向けのデータ通信プラン“Data Myar Nae Nya,”を2月19日に発表しました。これは午後11時から午前7時の間にデータ通信を行う人向けプラントなります。これは2月22日から3月31日の間に有効となります。

“Data Myar Nae Nya”プランはSwe Thahar、GSMとWCDMAで利用できます。プランには3種類あります。

1晩、 250 MB、 300チャット、 *237*1#
7晩、1 GB、1000チャット、 *237*2#
30晩、4 GB、3200チャット、 *237*3#

これで購入したデータは午後11時から午前7時の間のみ利用でき、通常のデータ通信より先に使用されます。このプランではMPTの3Gネットワークを80 Pyars/MBで利用できます。

MPTは常に多様なプランを開発し今回は昼よりも夜にデータをよく利用する人向けのプランです。

2016年のMPTが目標としているのは顧客満足度の向上です。現在はミャンマーの3Gでの人口カバー率は92%に達しています。このプランは妥当な価格なのでゲームをしたり、ビデオを見たり、アプリを利用したりできます。



Telenorミャンマーが100以上の人気の番号をオークションで顧客へ提供できるようにすると発表しました。このオークションでの収益はすべてミャンマーモバイル教育プログラム2016(myME)に使われるとなっています。

提供される番号は(0)977で始まる(0)977 7777777, (0)977 7787777, (0)977 0177777などが提供されます。

入札開始金額は300万チャットからとなっています。手順は法律事務所が作成し、オークションはDeloitte Touche Myanmar Vigour Advisory Ltdが監視します。

オークションはヤンゴンのChatrium Royal Lake ホテルで2月25日に行われます。入札希望者は2月21日までに名前、住所、メールアドレス、企業名や銀行口座などをspecialnumber@telenor.com.mm にメールするか(0)979 7000097へ電話する必要がありました。座席数が限られるためにTelenorミャンマーは参加できる人を制限しているので返信があった者のみがイベントに参加できます。ただしTelenorミャンマーは他の州、地方域でも行う計画があるとしています。



TelenorミャンマーはEasy bill (e-load チャージ)で20%のボーナスを付与すると発表しました。 ただしボーナスがつくのは水曜日に行われたチャージのみで1000チャット単位となります。

チャージ自体は1年間有効ですが、ボーナス分は有効期限が7日となり、翌週の火曜日までとなります。

また、このボーナスが付与されるのは2016年2月10日から5月11日の水曜日までとなります。

Red-DotやAYA Bankのオンラインバンキングからのチャージではこのボーナスは受け取れません。ボーナスが支給されるのはCB Bankでのオンラインチャージのみとなります。

このボーナスで得られた額は*124*1#で確認できます。

500チャットずつ2回にわけてチャージした場合は総額は1000チャットになりますがボーナスは得られません。



政府は2月頭に周波数に関するロードマップの素案を発表し、あわせて2600MHz帯の140MHzに渡る帯域に関する資料も公表しました。これらの資料は通信省(MICT)のウェブサイトに掲載され2月末までパブリックコメントを受付しています。

各キャリアはデータ通信量が増加していて帯域の確保が必要であり、長期的には4Gへの対応が視野に入ってきました。しかし周波数はオークションにかけると政府は決定しています。

Ooredooミャンマーは周波数計画は未定で3月24日のオークションで決まるとしています。Ooredooミャンマーがもっとも気にしている周波数政策が首尾一貫していることです。

オークションはロードマップにもとづいて行われるべきで、拙速にオークションを行うのは本末転倒だとしています。

Telenorミャンマーもオークションより先に計画が明らかにされるべきとしています。あまりにもこのスケジュールでは急ぎすぎているので計画をよく検討してオークションを行うようにすべきだとのべています。

オークション前に事前の話し合いをしても、それほど時間はかからないだろうとかたっています。なるべく早くオークションにかけられる周波数などの情報を提供して欲しいとしています。

しかし政府側はこれらの意見に対してなんら反応を示していません。

Telnorミャンマーは業界の意見を聞くことなくなぜこのように政府がオークションを急ぐのかわからないとしています。突然降って湧いたオークションだが、それほど優先度は高くないとのべました。

しかし、事情通によるとやはり政権交代前にオークションを行いたいというのが理由のようです。

周波数は高くなればなるほど、遠くまで届かなくなりますが伝送量は多くなります。

ミャンマーで現在最も広い帯域を保持しているのは国営のMyanma Posts and Telecommunications (MPT)になり、70MHzを確保しています。海外勢のOoredooとTelenorはほぼ半分の40MHzを所有しています。

政府は2600MHz帯の140MHzの帯域を落札者に自由に使えるようにするつもりのようです。

OoredooとTelenorミャンマーのどちらもこの周波数を最適だとしてはいます。2.6GHzからオークションを開始するということは今までどこの国でもなかったことです。そして伝送量は多いですが、直進性が高いために壁などがあると届かなくなります。そのため屋内での利用にはあまり適していません。

この周波数帯は4G(LTE)に使われることが多いが、3Gが使用している700MHz、1800MHzに比べるとリーチャビリティが低いとしています。

700MHzと1800MHzは2020年には政府が利用できるようにする計画です。ただしMPTは2013年に東南アジアゲームズ向けにすでに1800MHzを利用しています。

政府の計画では1800MHzは2600MHzのオークションが終わった2016年第4四半期から使えるようにするとなっています。

2600MHzの周波数オークションは3月24日ですが、ある程度の自由度が盛り込まれています。

そして、2月17日まではパブリックコメントも受け付けていました。Ooredooミャンマーはオークションを拙速に行うのは賢くないことだという意見を出したとしています。



2015年7月1日から台湾への入国書類をオンラインで提出できるようになりましたが、それを先日初めて利用しました。

CI223で羽田発-松山空港着なので桃園空港についてはわかりません(他の方の書込を見る限りでは松山空港のようなことはなさそうです)が、入国審査に並んでいると隣の列にいた日本語がペラペラの台湾人に書類を書かないとダメと言われたのでオンライン・インターネットでやったといっても知らないようでした。

それに加えて職員なのかボランティアなのかわからないおばちゃんにも言われたのでふたたびオンライン・インターネットと回答してもまた言われたのでダメなのかとビビリましたが、入国審査官はオンラインと言うと何も言わずに処理をしてくれ問題なく入国できました。

ですので、機内の狭く暗い空間で書類記入をするのが苦痛な人は是非インターネットで記入することをお勧めします。紙で出さないとダメと言われても堂々としていれば大丈夫です。

そして、1年間に3回以上台湾を訪問していて、手続きをしていると日本の自動ゲートのように優先的に通れるようになるのですばやく入国手続きが完了することとなります。

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