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チャンネルニュースアジアによると、シンガポール陸上交通局(LTA)は12月3日(月)にオンデマンドパブリックバス(ODPB)サービスのトライアルを行うと発表しました、これは利用者が指定地域内のバス停での乗降車をモバイルアプリでリクエストできるものです。
トライアルの第1弾は12月17日から開始されます。
Joo Koonとマリーナ・ダウンタウン地域の通勤者は、平日の午前11時から午後3時までオンデマンドサービスをリクエストできます。
平日夜にJoo Koon内では午後8時30分から午後11時30分まで、そしてマリーナ・ダウンタウン内では午後11時45分まで乗車と下車をリクエストできます。
昼間のサービスはSBSトランジットによって6月15日まで行われます。
トライアルの第2弾は金曜日と土曜日、そして祝前日の夜に午後11時30分から午前2時まで実施されます。ただしこれは片方向のみのサービスでセントラルビジネス地区(CBD)からゲイラン経由でベドックとタンピンへの経路となります。
夜間のサービスSMRTバスが運行し1月4日から6月15日まで実施されます。
利用者はJoo Koonの平日ODPB利用にはBusGo、マリーナダウンタウンの平日サービスおよびCBDからべドックとタンピン行きサービスの週末夜間サービス利用にはBusNowをダウンロードする必要があります。
アプリの機能としてはランドマークをキー入力する機能、ピンをドラッグ&ドロップする機能、乗車するバスの停留所に歩く方向、バスの位置と到着時間をリアルタイムに更新する機能、グループ予約を行うオプション、 乗客が車いすスペースが必要かを表示することができます。
これらのアプリはすでにダウンロード可能です。
アプリを使用して通勤者は乗車場所と下車場所を入力でき、予約が成立すると電子搭乗券が発行されます。
乗客は乗車時にバスの運転手にチケットを見せ、乗降時にEZ-Linkカードをタッチします。
LTAによると予約が確認された後、利用者は予約内容を変更できません
乗り損なった場合にはまた、再予約する必要があります。
平日のオンデマンドサービスを利用する場合は、実際の移動距離にかかわらず3.2kmの固定距離に基づく大人料金を支払います。
12月29日までの料金はEZ-Linkカードで0.77シンガポールドル、現金で1.4シンガポールドルです。それ以降はEZ-Linkカードは0.83シンガポールドル、現金では1.5シンガポールドルとなります。
サービスの一環としてアプリは利用者にバス停への徒歩ルートや到着予定時刻のリアルタイム更新機能を提供します。
ナイトサービスは利用者にナイトライダーNR7の既存運賃である4.5シンガポールドルのプロモーション定額運賃を返還する予定です。
CEPASカード、サポート対象の銀行カードそして現金が支払い方法として認められています。
ODPBバスサービスはサービス番号で識別できます。たとえばJoo Koon内のバスにはJK-1、JK-2、JK-3などの番号が付いています。マリーナダウンタウンエリアに向かうバスはMD-1とMD-2のような番号で、ナイトバスはNB-1、NB-2などとなります。
トライアル中に指定されたエリアでサービス提供は通常のバスサービスより頻度が低くなります。
たとえばJoo Koonのサービスである253,255および257は通常の15分ではなく30分間隔で運行され、マリーナダウンタウンのサービスである400および402は通常の20分ごとではなく40分間隔の運行となります。
NR7はトライアル中は運行を取りやめます。